安中貨物
かつては様々な物資を専用の貨車で輸送する専用貨物列車が数多く設定されていましたが、ほとんどが専用コンテナに取って代わり、今でも専用の貨車を使っているのはガソリン等の石油類を輸送するタンク車くらいになってしまいました。
そんな中、福島臨海鉄道の宮下から常磐線の泉を経由して信越本線の安中まで設定されている東邦亜鉛の亜鉛精鉱と亜鉛焼鉱を輸送する列車は通称「安中貨物」と呼ばれ、貴重な専用貨物列車です。レインボー塗装機や元お召機等、ネタ釜の多い田端所のEF81が牽引することもあり人気列車となっています。
この「安中貨物」も変わり目が近いようです。牽引機のEF81には後継機のEF510が登場しましたし、貨車のタキ15600にも後継のタキ1200が登場しています。昨日のEF81 95号機の無動力回送はタキ1200の泉への甲種輸送のためだったようです。
牽引機、貨車とも後継車種が登場していますので、「安中貨物」は当面安泰ですね。
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