大宮総車セで全般検査を受けていた秩父鉄道のC58 363号機の試運転があるということなので、久しぶりに上越線に行ってきました。
向かった先は岩本。本来ならば、渋川までで1発撮ってから向かうところなんですが、 今日は高崎線内で道草を喰っていたので続行電で直接岩本へ。現地はすでに雛壇が出来上がっていましたが、ローアングルで何とか最前列へ入れていただきました。さあ、準備完了。
しかし、待てど暮らせど試運転はやって来ません。「渋川は発車した」との情報だったので、その後どこかで停まっているのか。入ってきた情報は「敷島〜津久田のトンネルの手前のカーブ辺り(上安城)で機関車トラブルで停まっている」とのこと。さて、どうするか。『踏切の措置等を考えると現場からから退行で渋川まで戻ることは無いだろう』とこの場の留まることにした。続々と入ってくる情報で「救援機を要請」「救援機はDD51」「沼田で打ち切り」「渋川〜水上はバス代行」とのこと。待つこと4時間近く、DD51 897号機に押されたC58と12系は爆煙もなく悲しげな汽笛を鳴らしてやって来ました。
なんとか救援列車を撮ったものの『沼田からの返しがどうなるのか』の情報がない。まあ、岩本に居ても仕方がないので代行バスで渋川へ。岩本で満席となった代行バスは乗客の6割が同好の士。渋川に着く前にネットをチェックすると返しはすでに沼田を発車した様子。これは返しも撮れそうだ。接続よくやって来た吾妻線からの高崎行きで八木原へ。渋川方のカーブで待っていると返しの配給は夕日を浴びてやって来ました。
結局、撮ったのは救援と配給で試運転は撮れず。確かにC58と12系6連をDD51が押す姿は珍しいのですが、やっぱり爆煙のC58が牽く12系を撮りたかったです。
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