撮り納めはカシオペア
2016年の最後は北海道への乗り入れが再開されたカシオペア紀行です。
向かったところは蒲須坂。駅から国道4号線の荒川橋を渡ると黒い一団が見えます。すでに線路脇からひな壇が出来上がって100人近くの同好の士がスタンバイしているでしょうか。皆さんの後ろにポジションを確保して待つこと1時間。赤い車体にEF81と大きく書かれた機関車を先頭に銀の客車が定刻より少し遅れて快晴の荒川橋梁への築堤を駆け上がってきました。
EF57牽引の「津軽」「八甲田」や多客臨を求めて撮りにきてから40数年。撮りたい列車が数十分の一となり、撮りに来ている同好の士が数十倍となりましたが、那須の山々は変らぬ風情の蒲須坂でした。これにて還暦の2016年、撮り納めです。
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