飛鉄日誌

千葉支社管内では昨年より着実に電車の新旧交代が進んでいます。

まずは113系から209系へ。千葉の電車といえば、総武快速から千葉以東ローカルまで113系だったんですが、総武快速は10年前にE217系への置換が完了し、残った千葉以東ローカルも京浜東北から捻出され209系への置換が進んでいます。
毎日、通勤時に覗いている幕張車両センターでも予備で休んでいる姿を見る機会が日に日に増えてきました。

続いて京葉線でも今月から205系等のE233系への置換が開始されました。東京開業の時から京葉線は205系でした。その後、山手からの転属してきた2段サッシ窓の量産先行車を加えて、メルヘン顔と原型顔の205系が京葉線の顔でした。
これからはE233系が京葉線の顔となるようです。

国鉄型の特急車両はすでになく、近郊・通勤型でも国鉄型のカウントダウンが始まりました。

今日限りで1991年3月の成田空港駅開業以来活躍してきた253系が「成田エクスプレス」の運用から離脱します。明日からは全列車がE259系となります。

成田空港駅開業の前年に京葉線が東京まで開業し、内外房の特急が京葉線経由に変更となり空いたスジに「成田エクスプレス」が入ってきました。以来、20年近く総武・成田線の主役として毎日130km/hで突っ走ってきましたが、いよいよ引退の時がやってきました。

地元の列車で毎日見ていましたが、活躍した期間が休鉄期間でしたので、こんな写真しか残っていません。「成田エクスプレス」ですから、成田高速鉄道区間でも撮っておきたかったです。最後は京成の新AEとの並びもあったようですから。

お正月ですから、成田山初詣臨を撮ってきました。
まずは大船からの「華」。続いて、伊東からの「183系」。最後は横須賀からの「和」。いずれも東海道・横須賀スジからの列車です。

成田山初詣臨は総武本線経由の千葉口と成田線（我孫子線）経由の我孫子口があります。内房・外房、東海道、中央からの列車が千葉口を、常磐、東北、高崎からの列車が我孫子口を使います。
今日は千葉口に3本、我孫子口にも3本が設定されていました。 このような状況が節分までの1ヶ月間続きます。これが正月の千葉の風物詩です。

国鉄時代は我孫子口のほとんどが客車列車だったんです。上野まで宇都宮区や高崎二区のEF58やEF62、上野からは佐倉区のDD51やDE10が12系を牽いていました。千葉口は電車でしたが、そのほとんどが田町区の167系だったように記憶しています。今日のようにバラエティに富んだ電車が来るようになったことは嬉しいのですが、客車列車がなくなったのは何とも寂しいです。

今日はモノサクで新旧のNE’Xを撮ってきました。

N’EXは10月からE259系が登場しました。これに合わせて253系も3連が運用を離脱し、E259系と同様に6連と12連だけとなり寂しくなりました。いよいよ初代N’EXの253系も先が見えてきました。
これまで、地元ということもあり「ついで程度」に撮っていたので、「そろそろメイン」でと思い、まずはモノサクで撮ってきました。

JRだけでなく京成も新旧交代ですし、JALのB743も引退してジャンボも減ってきているようですから、「鉄」でも「飛」でも成田方面への頻度を多くしないと駄目ですかねぇ〜。

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昨日に続いて、今日は午後の貨物へ出撃です。
総武本線の午後は、午前とは逆に鹿島から3本、千葉(貨)から1本と合計4本のEF65牽引の貨物が上ります。この他、夜間に千葉(貨)へ1往復のEF210牽引の貨物もあります。この内、この時期に千葉付近で撮影可能なのは鹿島からの2本となります。今日はその2本を撮ってきました。

1本目は72。特急色の1079号機。このところ特急色に縁があるようです。
2本目は76。こちらは更新色の1090号機。
今日の両機はスノウプラウが付いていません。新鶴見区の運用範囲ではスノウプラウなど必要ないのでしょうが、スノウプラウないと何故か締まりがないように感じてしまいます。

それにしても、今日もコンテナの積載率が悪いですねぇ〜。両列車とも「フレームライナー」に近い状態です。