飛鉄日誌

2往復目は錦秋湖畔公園で。

まず、下りは線路に寄って築堤の中程から。盛りを過ぎた紅葉の山をバックに晩秋の陽をいっぱいに浴びたディーゼルモードの試運転列車はゆっくりと通過して行きました。
最後の上りは湖畔に降りて水鏡を狙います。10両が水鏡に写る構図を決めて波が立たないことを祈って待ちます。残念ながら編成が橋梁に乗ったときにほんの少し水面が揺らいでしまいました。

初の非電化区間での試運転に最高の天気の1日でした。願うなら紅葉がもう少し遅れてくれればさらに良かったんですが。

今日は北上線でE001形の試運転があったので撮ってきました。

向かったところはほっとゆだ。今日の試運転は北上からほっとゆだまでを2往復。まず1往復目は俯瞰ポイントで。撮影ポイントに着くと置き三脚が2本あるだけで誰もいません。ちょっと拍子抜けのなかで待つこと30分、3名の同好の士と待つ晩秋の錦秋湖にシャンパンゴールドの車体がタイフォンとディーゼルエンジン音を響かせてやって来ました。
つづいて、すぐに折り返してくる上りは西和賀町の街並みをバックに横位置で引いて撮りました。

さて、2往復目の錦秋湖畔の定番ポイントに向けて下山です。

2日目は北上線で本命の24系団臨の追っかけです。

今回のダイヤは北上線内の和賀仙人とほっとゆだで長時間停車があります。したがって、車利用で3回、列車利用でも2回撮ることが出来ます。
さて、何処で撮るかですが、まずは北上線の最定番のほっとゆだへ。1回目はここと決めていました。快晴の下、北上から2番列車で向かいます。横川目、岩沢と定番撮影地には多く同好の士がスタンバイしています。和賀仙人を出て錦秋湖畔に来ると、何と湖面に霧がかかっています。ほっとゆだの撮影ポイントも霧に包まれています。『さあ、どうする。これは接近戦だな。』何とか、光の中で撮れました。
追っかけて2回目は前日のロケハンで目星を付けていたゆだ高原へ。駅から撮影ポイントへ着くとすでに多くの同好の士がスタンバイしています。駅から歩いて来たのは◇敏郎◇だけですが、皆さん考えることは一緒ですね。待つこと20分。順光の築堤をDE10 1765号機の牽く24系は颯爽とやって来ました。

重連でなかったのは残念ですが、北上線内で2発。満足な1日でした。

運転日と休みがうまく合ったので、一度は撮りたいと思っていた北上線の工臨へ。

昨日の天気予報では雨のマークはなかったんですが、東北新幹線で北上へ向かう間も時々強く降るような雨。北上に着いても雨は止まず。雨の中の撮影を覚悟したが、錦秋湖畔に来ると雨はあがり青空も見えまじめた。期待しながら『ここで』と思っていた北上線の定番、ほっとゆだの俯瞰ポイントの鉄橋を渡ると何とその鉄橋に工事用足場が設置されているではないですか。これはダメだ。諦めて引き返し、花が綺麗に咲いていた岩沢へ。トンネルを抜け和賀仙人に来ると雨は上がっていたものやっぱり曇り。結果はご覧のとおり。

どうも北上線との相性は今ひとつのようです。DE10重連のロンチキでリベンジといきたいところですが、さて、運転日と休みと天気がうまく合ってくれるでしょうか。

釜石線のSL試運転を撮りに岩手へ遠征してきました。

初日(19日)は釜石からの試運転を撮ろうと思っていましたが、前日(18日)の釜石までの試運転は肝心のD51 498号機がブレーキ故障で北上にて打ち切り。したがって、19日の試運転は運休が決定。このことは17日の出発前に判明していましたが、翌日(20日)は運転されると祈って決行。

という訳で 初日(19日)はSLなし。
仕方なく、向かったところは北上線のほっとゆだ錦秋湖俯瞰。ここで秋田からのクルージングトレインを撮りました。折角の新緑もこの天気では。さらに風が強く湖面にはさざ波が立って水鏡にもならず。うぅ〜ん、今ひとつ。
この後、ロケハンを兼ねて釜石線全線を乗り鉄して盛岡へ。一ノ関から戻ってきたジパングをとりました。折角、夕日の中をやって来たんですから、新幹線高架橋の影を避けてフレーミングすれば良かった。こちらも今ひとつ。

初日(19日)は完全にリズムが狂ってしまいました。2日目(20日)に賭けましょう。