飛鉄日誌

今日は「SLふくしま復興」の試運転を撮りに福島へ行ってきました。

まずは郡山から。新幹線から在来線へ乗り換える時に今日の目的物は側線からホームへの据え付け準備中でした。
次は煙がないことを承知の松川〜金谷川。緑の田圃の中を汽笛を鳴らしながらやって来ました。煙がないことを承知とはいえ、汽笛の蒸気の方が目立つとは。それに、郡山では主灯が点いていたのに副灯しか点いていないじゃないですか。

うぅ〜ん。やっぱり蒸気機関車には煙が必要ですね。

昨日はSLだけでなく、勿論、DLも撮っています。

まずは順光に近い場所でと長浦〜姉ケ崎へ。昨年の「おいでよ房総物語」の時のように『巌根〜袖ヶ浦で富士山をバックに』とも思いましたが、今年は通過時刻が遅く気温が上がってガスってしまうような気がしたことや何より自宅を9時前に出たのでは場所が確保できないだろうと長浦〜姉ケ崎としました。予定通り、冬の陽を足回りまでいっぱいに浴びてDE10と旧客はやってきました。
次はSLのことも考えて浜野〜蘇我へ。 ここはどちらから撮っても逆光となるので被りを避けて下り線側から。『ここはおまけ』と思っていましたので、「おまけ」にしてはまずまずでした。

DE10に旧客7両の組み合わせはなかなかないので、SLと同じように力が入りました。

今日は本番の「SL内房100周年記念」を撮ってきました。

本番ですから試運転と違ってヘッドマークが付きますので、かぶりついて正面から狙ってみました。
まずは煙が期待でき絶対に被らない蘇我〜浜野で。試運転の時はこの先の直線でまさかの被りでした。蘇我の上1から発車して内上を横断した直後のここなら、発車が遅れて内上が機外停車となっても万全です。陽が陰りましたが、期待どおりの煙で満足です。
次はバックが林となる姉ケ崎〜長浦へ。太陽が雲へ出たり入ったりでヒヤヒヤしましたが、通過の時は冬の陽がいっぱいに当たってくれました。元々煙はあまり期待していませんでしたが、ここまでスカだとは。同好の士より多い地元のギャラリーに列車スタッフが手を振っている姿がイベント列車らしいではないですか。

定番撮影地をはずしているのか、どちらもまったりと撮ることができました。

2009年2月の「SL春さきどり」以来、3年ぶりに千葉へSLがやってきました。
今回は「内房線開業100周年記念」ということで、運転区間は前回と同じ千葉みなと〜木更津ですが、C61に旧客という新たな組み合わせでとなりました。昨日から試運転が始まったので撮ってきました。

昨日までインフルエンザに感染し自宅軟禁状態だったので、『無理せず、上りも下りも手っ取り早く済まそう』とお手軽撮影地の蘇我〜浜野の3線区間へ。
昨日は上りが京葉臨海の1359に被られたようですが、今日は見事にクリア。しかし、何と本命の下りが4206Fに被られてしまいました。SLが遅れ、嫌な予感が的中。4206Fが蘇我の場内で機外停車となって、C61とE217系との見事な並びとなりました。

これで引き上げるわけにはいかないので追いかけることとします。
今度は確実に決めたいので、迷わずキャパの大きい袖ヶ浦〜巌根へ。撮影地に着くとすでに200人位いるでしょうか。勿論、ひな壇が出来上がっています。ひな壇の最後尾からではケーブルが車体にかかってしまうので、何とかローアングルの最前列に潜り込ませていただきました。 多くの同好の士が待ち受けるなかC61と旧客は爆煙でやって来てくれました。

思い通りとはなりませんでしたが、3年ぶりに千葉のSLに満足です。

「SLかんばろう岩手」は下りのみで上りは青森車セのDE10が総括重連で牽引する「DLかんばろう岩手」となります。勿論、この試運転も撮ってきました。

「SLかんばろう岩手」の試運転を陸中折居〜水沢で撮った後、ロケハンを兼ねて北上まで行ってきましたが、結局また陸中折居〜水沢へ戻ってきました。順光の下、重連総括のDE10と逆機のC61の三重連に牽かれた24系がやって来ました。
撮影後は続行列車で追っかけて前沢の発車を撮りました。試運転だからでしょうか、DE10からもC61からも乗務員が身を乗り出してしっかり後方確認をしていますね。

煙も天気も編成も微妙だった下りより、煙はありませんが天気も編成もこちらが本番だったかもしれません。

(続きを読む)>>